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井上ひさし「父と暮せば」

井上ひさしさんが書いた舞台
「父と暮せば」
を紹介します。

主人公は広島の原爆の惨禍を生き残った若い女性。
とある青年から求愛を受けますが、
自分は幸せになってはいけないと
自分を押し殺してしまいます。

なぜ自分だけ生き残ってしまったのだろう
という心理は、
太平洋戦争の体験談でも出てくる話だと思いますし、
太平洋戦争だけでなく、
何か事故や災害などで
普遍的に聞く体験談なのではと思います。
なぜ自分だけ生き残ってしまったのだろう、
死んでいった人たちに申し訳ない、
そういう心理はよく見られることなのではないかと思います。

平成10年に書かれた作品ですが、
広島の原爆の被爆者の心理を
表現しているのではないかと思います。


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テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

原爆に遭った少女の話

昨日「原爆に遭った少女の話」という漫画を読みました。
アマゾンで99円だったので安いと思って買って読んだのですが、
ネット上で実は無料公開されてました。
でも、非常に価値の高い漫画でした。

タイトルのとおり、原爆に遭った少女の話で、
祖母の体験談をもとに漫画化されたそうです。
広島の路面電車の学校に通う女学生の物語です。
非常にリアルで、引き込まれました。
とてもおもしろかったです。

作画が現代風なので、
今の若者たちが読むのにちょうどよいと思います。
同じ年頃、10代の若者たちにぜひおすすめします。

作者ご本人のサイト(無料公開されています):
原爆に遭った少女の話

アマゾン:

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

吉村昭『大本営が震えた日』

太平洋戦争開戦前夜の日本軍について
詳しく描写した吉村昭のノンフィクション小説。
真珠湾攻撃やマレー半島上陸作戦、フィリピン攻撃作戦など、
開戦直後の奇襲とするためには、
多数の軍団を移動させ、かつそれを秘匿しなければならないわけですが、
あまりその苦労は今まで描写されてこなかったように思います。
その影に光を当てたのが吉村昭のこの小説です。

太平洋戦争開戦直後の戦争経過は
(アメリカへの宣戦布告が攻撃開始後になったことを除いて)
あまりにもうまく進みすぎているので、
そのうまく進みすぎたことがあたかも苦労なく当たり前のように思われるかもしれませんが、
その裏にはいろいろな困難があったことを思わさせられます。
とても興味深く面白く読みました。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

太平洋戦争研究会編『図説日中戦争』

「ふくろうの本」シリーズで『図説太平洋戦争』が
非常にわかりやすくておもしろかったので、
続いて購入してみた本です。

日中戦争について非常にわかりやすく解説されています。
写真がふんだんに使われており、
兵士たちの日常や何気ない写真などが使われており、
当時の実情を知ることができると思います。

日中戦争の戦況や戦線の移動などを分かりやすく知りたい方に
おすすめです。

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

塚本哲也『エリザベート ハプスブルク家最後の皇女』

友人のお母さんが読んで面白かったということで、
友人を通して知った本。

ハプスブルク家はオーストリア帝国の皇帝を出していた王家で、
オーストリア帝国は第一次世界大戦の敗戦により滅亡します。
そのハプスブルク家に生まれた皇女がエリザベートです。

エリザベートは第一次世界大戦、そして第二次世界大戦の
激動の時代を生き、本の中でも、その時代の描写がされています。
ヒトラーの時代、
オーストリアはヒトラーによって併合され、
そして第二次世界大戦開戦。
第二次世界大戦末期にはソ連軍が侵入してきて
オーストリアはソ連に占領されます。
そして戦後オーストリアは独立しますが、
その激しいうねるような時代を
エリザベートという人物の視点から見ていきます。
オーストリアからの第二次世界大戦という
また一味違う視点の第二次世界大戦の歴史が
みられるのではないでしょうか。

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

遠藤周作『深い河』

大学生時代に読んでずっと本棚にしまっていたものですが、
最近、久々に本棚から取り出し、全編を読みました。

小説の中で「木口の場合」という章で、
太平洋戦争のインパール作戦に参加した木口という登場人物が出てきます。
インパール作戦の白骨街道と呼ばれた凄惨な場面が描写されます。
そして、人肉を食するという話が出てきます。

小説はあくまでキリスト教と他宗教の神というテーマで
展開されますが、
そこに太平洋戦争も絡めて、
愛とは何かという主題が展開されています。
インドを舞台として
現代の日本人である登場人物が交錯し、
物語を深めていきます。

再読して思ったのは、
小説が刊行されたのは1993年ですが、
当時のインドと今のインドでは
状況が変わってきているだろうなということです。
刊行されてからもう20年近く経過しているわけですが、
インドもかなり経済成長したと思います。
本質的な部分は変わっていないのかもしれませんが。

遠藤周作は私の好きな小説家です。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

豊下楢彦『「尖閣問題」とは何か』

現代の日本と中国の関係を考える上で、
尖閣諸島問題は大きな問題となっており、
この問題について勉強したいと思って手に取った一冊。

本書を読み、非常に深い分析と広い知識に好著だと思いました。
尖閣諸島問題だけでなく、竹島問題や北方領土問題も絡めて
問題を分析しています。

国境線を明確にすることの大事さを思いました。
また一方で、国境線を明確にすることがいかに難しいかも思います。
今は両国で認識されている国境線についても、
いつまた何かの拍子に
「実はそこはおれたちの国のものである」
と言い出したりされないように、
現在日本国領土である島々には明確な指標を立ててほしいと思いますし、
国際的にもきちんと認知されるようにしてほしいと思います。
すでに議論になっている3か所(尖閣諸島、竹島、北方領土)については、
これからも長い気持ちで交渉していくことが大事なのだろうと思います。

テーマ : 日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

ティム・オブライエン『本当の戦争の話をしよう』

大学生のときに買って読みました。
タイトルにひかれて手に取りました。

この本はヴェトナム戦争を舞台にした短編小説集で、
作者のティム・オブライエンはヴェトナム戦争に従軍しています。
その体験をもとに小説を書いています。
主人公はティム・オブライエンという作者と同じ名前の人物ですが、
あくまで小説でありフィクションということになっています。

翻訳者は村上春樹で、とても流暢な文体で読みやすいです。

この中でもっとも印象的なのは「レイニー河で」という短編。
主人公は兵士としての召集令状を受け取り、応じるか逃げるかで悩みます。
そしてカナダ国境のレイニー河で悩むのです。
その葛藤のさまがリアルで私の心をうちました。

戦争の普遍的な心理を描く良い小説集だと思います。

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

雑誌「丸」編集部編『写真 太平洋戦争』

小学生のころ、市の図書館に行き、
この本のハードカバーの大型本があって、
太平洋戦争を写真と図で詳しく解説している本で
その内容に感動し、
宝の山をかき分けるように本を開いて読んだ記憶があります。
今は文庫サイズになっています。
全10巻です。

太平洋戦争の始まりから終わりまでを通して解説しています。
北方作戦や潜水艦作戦などマイナーな部分にも光をあてています。
写真をふんだんに活用しており、
図表も詳しく、
資料として一級品です。
太平洋戦争をより詳しく知りたいという人には
全10巻をそろえることをおすすめします。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

遠藤周作『海と毒薬』

遠藤周作『沈黙』を読んでから、遠藤周作のファンとなり、
有名な小説をずらずらっと読んでいきました。
そんな中で読んだのが『海と毒薬』。
大学生のときです。

この小説は実際にあった事件、
九州大学生体解剖事件をモデルに書かれた小説です。
この事件では、アメリカ軍の撃墜されたB-29パイロットが捕虜として捕えられ、
そんな捕虜たちを生体解剖するという実験が行われます。
遠藤周作は生涯を通じてキリスト教と日本というテーマにこだわっていますが、
神と人間の関係を改めて問うています。

描写力があり、力のある小説家だと思います。
とてもおもしろい小説です。
そんなに厚くない本です。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

坂井三郎『大空のサムライ』

坂井三郎は太平洋戦争で有名な零戦パイロットの撃墜王です。
その坂井三郎の名前は中学生の時から知っていて、
その著書も読んではいましたが、
「大空のサムライ」を読んだのは社会人になってからでした。
坂井三郎の著書でもっとも代表作だと思います。

本は坂井三郎の自伝のようになっていて、
生い立ちから太平洋戦争の終わりごろまでを描いていきます。
もっとも印象深いのはガダルカナル島上空で被弾したときで、
坂井三郎は意識もうろうとするなか、やっとの思いでラバウルに帰還します。
そのたぐいまれなる精神の強さを見て、
感動しました。

少し厚い本ですが、すらすらと一気に読めてしまいます。
逆境の中に生きるということを考えさせられます。
勇気づけられる本です。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

デズモンド・ヤング『ロンメル将軍』

この本を買ったのは中学生ぐらいの頃でしょうか。
ファミコンのゲームで「砂漠の狐」というシミュレーションゲームがあり、
それで砂漠の狐と言われたロンメルというドイツの将軍を知りました。
ロンメルという人物に大変興味を持ち、
この本を購入しました。

ロンメルはドイツ軍の将軍で、
敵であるイギリス軍から「砂漠の狐」というあだ名をつけられ、
名将と称えられた将軍です。
北アフリカの戦いにおいて有名となり、
ノルマンディー上陸作戦では防衛線構築に携わるなど、
数々の戦いで連合軍を悩ませます。
そして、ヒトラー暗殺未遂事件への関与を疑われて
悲劇的な死を迎えます。

この本はそんなロンメルの生い立ちから最期までを丹念に描いたドキュメントで、
ロンメルの生涯がよくわかる本となっています。
ロンメルのことをよく知りたい人におすすめの本です。

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』

大学浪人時代の予備校の現代文の授業を受けていた時に
講師から薦められた本。
大学に入ってから購入して読みました。

著者のフランクルは精神医学の医師で、アウシュビッツ強制収容所に入れられ、
生還します。その体験談をまとめたのがこの本です。
20世紀の名著の一つに入ると思います。
とても有名な本ですが、さりとて分厚いということもなく、
読み切れる厚さだと思います。

印象深いシーンはいろいろありますが、
フランクルや仲間たちが夕日の美しさをめでるシーンが好きです。
アウシュビッツ強制収容所という苛酷な状況の中で、
美しいと思う心を失わずに人は人として生きていられるんだと
思いました。
そんなふうに夕日が美しいと思えるフランクルや仲間たちの精神力の強さにも脱帽です。

アウシュビッツ強制収容所とはそもそもどんなところだったのか。
そこで生き残った人はどんな人で、
収容所での生活とは、そこで生きるとはどんなことだったのか。
端的に描かれているように思います。

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

児島襄(こじま・のぼる)『太平洋戦争』

初めて読んだのは小学生のとき。
小学校の図書館にハードカバーがありました。
難しく思いながらも、最後まで読み切り、
太平洋戦争についていろいろ思ったものです。

その本が何だったのかすっかり忘れていたのですが、
大人になってからこの本を買い、
見覚えがある記述があって、
「ああ、小学生のときに読んだ本だ」
と思い出しました。

1965年に出版されたものですが、
内容的には
今でもまったく古さを感じさせません。
太平洋戦争全体の通史という感じで、
日本側だけでなくアメリカ側の視点からも描いています。
国家全体の作戦だけでなく、
一兵士からの視点でも描写しているところがおもしろいです。

太平洋戦争はどんな戦争であったのか、
初心者の方や少し詳しいことを知りたい人におすすめです。
上下巻に分かれています。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

吉村昭『零式戦闘機』

大学生時代に本屋で見つけて購入したのが、
吉村昭『零式戦闘機』
零戦をテーマに扱ったノンフィクション小説です。

吉村昭の小説が好きで、
他にもいろいろ読んだことがあります。
吉村昭は基本的にノンフィクションで、
その綿密な史実の調査に圧倒されます。
そして今まで触れられてこなかったような側面を描き出していきます。
その新しい視点にはっとし、おもしろいと思います。

この『零式戦闘機』でもっとも印象深いのは、
工場で生産された零戦を飛行場まで移動させるのに使われたのは「牛」で、
自動車でも鉄道でもないということです。
当時の日本の道路事情は悪く、
自動車で運べば機体が損傷してしまい、
ゆっくり動く「牛車」が最適だというのです。
工場の隣が飛行場というわけではなく、距離があるのですが、
その間を牛が零戦を運ぶということで、
太平洋戦争の意外な一面に私は驚きました。

零戦を知るノンフィクション小説としておもしろいと思います。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

滝口岩夫『戦争体験の真実』

高校生時代に本屋で見つけ、購入したのが、
滝口岩夫著『戦争体験の真実 イラストで描いた太平洋戦争一兵士の記録』
でした。
大変おもしろく、何度も読んだ思い出があります。

滝口氏は画家で、太平洋戦争に従軍し、激戦地を戦い、
その記録をイラストと文章でつづっています。
その体験を読み、まず思ったのが、
よく生きて帰ってこれたなということで、
著者の強い精神力と運の強さを思います。
体験談は赤裸々で、
太平洋戦争の兵士たちの気持ちの真実に迫っています。

印象深いシーンはあまりにもたくさんあるのですが、
一つ紹介すると、終戦後の一場面で、
今まで階級が下だった兵隊たちをいじめていた軍曹が
戦後、帰る船の中で、もう軍隊も階級もないということで、
兵隊たちから復讐として暴行を受ける場面があります。
戦争が終わっても兵士たちの戦争は終わらず、
という感じで、皮肉な思いを痛感します。

捕虜となった米兵士メベリーとの交流など、
敵とは何なのか、味方とは何なのかということを
考えさせられます。

本の構成はページの上半分がイラスト、下半分が簡単な文章ということで、
太平洋戦争を知らない人にもわかりやすいと思います。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

「昭和天皇独白録」を読む

『昭和天皇独白録』(寺崎英成/マリコ・テラサキ・ミラー編、文春文庫)を読みました。
太平洋戦争の本を読んでいるといろいろなところで引用されていて、
前々からずっと気になっていました。
通販サイトで購入し、読みました。
200ページ程度の文庫で、一気に読むことができました。

もっとも印象深いのは
やはり太平洋戦争開戦にかかわる部分で、
もし昭和天皇が開戦にあくまで反対を貫き通せば、
クーデターが起こり、さらにひどい戦争が起こって、自らの命も危うかっただろうと
述懐している部分です。
いろいろな文献で引用されている箇所ですが、
このたび、原典を読むことができて、うれしく思いました。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

太平洋戦争のわかりやすい本

太平洋戦争に興味を持って、
はていったい何から読んだらいいんだろうと思ったときにおすすめなのは、

『図説 太平洋戦争』
池田清 編
太平洋戦争研究会 著
河出書房新社

という本です。
私が高校生のときに買った本で、
太平洋戦争全体の歴史が写真や地図をつかって
とてもわかりやすくまとまっています。
なんどもなんども読んだ本で、
今でも何か太平洋戦争でど忘れしたことがあったときは、
まずこれを読んでいます。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Author:やっち
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