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遠藤周作『海と毒薬』

遠藤周作『沈黙』を読んでから、遠藤周作のファンとなり、
有名な小説をずらずらっと読んでいきました。
そんな中で読んだのが『海と毒薬』。
大学生のときです。

この小説は実際にあった事件、
九州大学生体解剖事件をモデルに書かれた小説です。
この事件では、アメリカ軍の撃墜されたB-29パイロットが捕虜として捕えられ、
そんな捕虜たちを生体解剖するという実験が行われます。
遠藤周作は生涯を通じてキリスト教と日本というテーマにこだわっていますが、
神と人間の関係を改めて問うています。

描写力があり、力のある小説家だと思います。
とてもおもしろい小説です。
そんなに厚くない本です。

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テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

坂井三郎『大空のサムライ』

坂井三郎は太平洋戦争で有名な零戦パイロットの撃墜王です。
その坂井三郎の名前は中学生の時から知っていて、
その著書も読んではいましたが、
「大空のサムライ」を読んだのは社会人になってからでした。
坂井三郎の著書でもっとも代表作だと思います。

本は坂井三郎の自伝のようになっていて、
生い立ちから太平洋戦争の終わりごろまでを描いていきます。
もっとも印象深いのはガダルカナル島上空で被弾したときで、
坂井三郎は意識もうろうとするなか、やっとの思いでラバウルに帰還します。
そのたぐいまれなる精神の強さを見て、
感動しました。

少し厚い本ですが、すらすらと一気に読めてしまいます。
逆境の中に生きるということを考えさせられます。
勇気づけられる本です。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

デズモンド・ヤング『ロンメル将軍』

この本を買ったのは中学生ぐらいの頃でしょうか。
ファミコンのゲームで「砂漠の狐」というシミュレーションゲームがあり、
それで砂漠の狐と言われたロンメルというドイツの将軍を知りました。
ロンメルという人物に大変興味を持ち、
この本を購入しました。

ロンメルはドイツ軍の将軍で、
敵であるイギリス軍から「砂漠の狐」というあだ名をつけられ、
名将と称えられた将軍です。
北アフリカの戦いにおいて有名となり、
ノルマンディー上陸作戦では防衛線構築に携わるなど、
数々の戦いで連合軍を悩ませます。
そして、ヒトラー暗殺未遂事件への関与を疑われて
悲劇的な死を迎えます。

この本はそんなロンメルの生い立ちから最期までを丹念に描いたドキュメントで、
ロンメルの生涯がよくわかる本となっています。
ロンメルのことをよく知りたい人におすすめの本です。

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』

大学浪人時代の予備校の現代文の授業を受けていた時に
講師から薦められた本。
大学に入ってから購入して読みました。

著者のフランクルは精神医学の医師で、アウシュビッツ強制収容所に入れられ、
生還します。その体験談をまとめたのがこの本です。
20世紀の名著の一つに入ると思います。
とても有名な本ですが、さりとて分厚いということもなく、
読み切れる厚さだと思います。

印象深いシーンはいろいろありますが、
フランクルや仲間たちが夕日の美しさをめでるシーンが好きです。
アウシュビッツ強制収容所という苛酷な状況の中で、
美しいと思う心を失わずに人は人として生きていられるんだと
思いました。
そんなふうに夕日が美しいと思えるフランクルや仲間たちの精神力の強さにも脱帽です。

アウシュビッツ強制収容所とはそもそもどんなところだったのか。
そこで生き残った人はどんな人で、
収容所での生活とは、そこで生きるとはどんなことだったのか。
端的に描かれているように思います。

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

児島襄(こじま・のぼる)『太平洋戦争』

初めて読んだのは小学生のとき。
小学校の図書館にハードカバーがありました。
難しく思いながらも、最後まで読み切り、
太平洋戦争についていろいろ思ったものです。

その本が何だったのかすっかり忘れていたのですが、
大人になってからこの本を買い、
見覚えがある記述があって、
「ああ、小学生のときに読んだ本だ」
と思い出しました。

1965年に出版されたものですが、
内容的には
今でもまったく古さを感じさせません。
太平洋戦争全体の通史という感じで、
日本側だけでなくアメリカ側の視点からも描いています。
国家全体の作戦だけでなく、
一兵士からの視点でも描写しているところがおもしろいです。

太平洋戦争はどんな戦争であったのか、
初心者の方や少し詳しいことを知りたい人におすすめです。
上下巻に分かれています。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

映画『バルジ大作戦』

年末というとこの映画を思い出します。
初めてこの映画を見たのは約30年前、小学生のときで、
おおみそかの深夜にテレビ放送されていました。
兄と二人で見ていました。
生まれて初めて深夜12時以降も起きていたのは
この年越しのときとなりました。
外は雪が降っていて、屋根に積もっていた雪をにぎった覚えがあります。

1944年12月16日、敗色濃いドイツ軍は
ベルギーのアルデンヌ森林地帯方面で突如攻勢に出ます。
雪が降る中を、
ドイツ軍の温存された戦車隊が走ります。
1940年のフランス侵攻戦を再現しようとしたこの戦いは、
フランス侵攻の突破口となったアルデンヌ森林地帯で再び行われました。
同月21日、ドイツ軍は要衝のバストーニュを包囲しますが、
27日、アメリカ軍に包囲網を突破され、バストーニュは解放されます。
そして、翌年1月末までにはドイツ軍の攻勢は撃退されることになります。

このアルデンヌ方面の戦いを描いた映画が『バルジ大作戦』です。
1965年に作られた映画ですが、今見ても古さを感じさせません。
とてもおもしろい映画です。

ちょうど今の時期にアルデンヌ攻勢は行われました。
雪が降る寒い中を兵士たちは戦いました。
映画を初めて見た時も雪が降っていましたが、
そんな雪を見て、アルデンヌ戦線の戦いを想いました。
今でもこの時期になるとこの映画とアルデンヌの戦いを思い出します。

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

埼玉ピースミュージアムに行ってきました

平和資料館

今日は天気もよかったので、
久々に埼玉ピースミュージアム(埼玉県平和資料館)に行ってきました!
写真はミュージアムの入口を撮影したものです。

この資料館では防空壕を再現したものが展示されていて、
実際に入ることができ、
さらに爆音や飛行機の音などを再現したものを体験できます。
今日は寒くて、
防空壕内も寒かったのですが、
実際に爆撃を受けているときは、
熱かったのだろうなと思いました。
焼夷弾で燃えているわけですから、
防空壕内は熱かったのではと想像しました。

資料館では
小学校の教室が再現されていて、
当時の授業を再現したものを聞くことができ、
その後空襲警報が鳴って防空壕に避難するという流れになっています。
授業を受けているという日常の風景の中に
爆撃が来たのかと思うと、
やはり戦争という状況の異常さを思いました。

戦争体験者の体験談をビデオで聞くことができるブースがあるのですが、
熊谷空襲の体験談を2人聞きました。
1945年8月14日、ちょうど終戦の前日、
埼玉県熊谷市はB-29の空襲を受けました。
被害もまた大きかったようで、
終戦の前日という運命の皮肉さを思いました。

この資料館はすでに何度も来ているのですが、
何度来ても新しい発見があるというか、
私はいつもおもしろく見学しています。

午前中に見に行き、午後は家に帰ってきたのですが、
帰ってきてからYahoo!ニュースを見ると、
尖閣諸島の領海に中国公船が侵入したというニュースが流れていました。
天皇誕生日を狙ってのことだろうかと想像しました。
ニュース読者のコメントとしては
領海侵犯船を撃沈するのも可能だろう
といったようなコメントが多数の得票を得ていたのですが、
戦争になるというのは、
やはり嫌なことであると改めて思います。


埼玉ピースミュージアムの公式サイトはこちらです。
入館無料で見学できます。
http://www.saitama-peacemuseum.jp/

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

もう少しでクリスマス

もう少しでクリスマスですね。

関東はよく晴れていて、
寒いですが、
心地よい天気に恵まれています。
でも、北海道など北日本は雪がすごくて寒いのでしょうね。

第二次世界大戦当時、
アメリカ・ヨーロッパの兵士たちも
クリスマスを祝っていたことでしょう。
「クリスマスまでには戦争は終わるさ」
みたいなことを言い合いながら、
やっぱりクリスマスになっても戦争は終わらず、
戦争の終わりと故郷に帰る日を思いながら、
戦場でのクリスマスを過ごしていたことでしょう。

当時の日本にはクリスマスなんて風習はなかったですから、
何事もない平日だったのでしょう。
来るべき正月をまちわびながら、
やはり日本の兵士たちも、
戦争が終わる日と故郷に帰れる日を
思っていたことと思います。

テーマ : 日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

ガダルカナル島撤退の決断

1942年12月31日、御前会議が開かれ、
ガダルカナル島からの撤退が正式決定されました。

太平洋戦争緒戦で大勝利を収め、
東南アジアおよび東太平洋一帯を制圧下に置いた日本は、
アメリカ軍の最大拠点となっているオーストラリアについて、
アメリカ本土とオーストラリアの連絡を遮断することを計画、
その前進基地として、ソロモン諸島にあるガダルカナル島に飛行場を建設しました。
これを対日反攻の最初の機会ととらえたアメリカ軍は、
1942年8月7日、
ガダルカナル島に海兵隊を上陸させ、日本軍が建設中の飛行場を奪取、占領します。
ここに、日本軍とアメリカ軍のガダルカナル島をめぐる戦いがはじまります。

戦いはたくさんの海戦を引き起こし、陸においても数度の総攻撃が行われましたが、
日本軍はアメリカ軍の前に勝つことができず、
食糧等の補給を送り込むことができずに日本兵は飢えはじめ、
「餓島」といわれるようになります。
そしてアメリカ軍上陸から5か月が経過した12月31日、
太平洋戦争が始まって満1年。
ガダルカナル島からの撤退が御前会議において正式決定されました。


ガダルカナル島の撤退はおおみそかという年の瀬に出された決断でした。
失敗に見切りをつけ、新しい年を新しい気持ちで迎えたかったという心理の現れなのでしょうか。
ガダルカナル島をめぐる戦いは日米の攻防の焦点となり、
重要ポイントになったにもかかわらず、
太平洋戦争満1年の段階で撤退の決断に追い込まれたのは
早いように思われます。
日米の力の大きな違いを感じさせられます。

日本は国内に対して「撤退した」と発表することができずに、
「転進」と発表しました。
その後、日本は徐々に徐々にアメリカ軍に攻め込まれ、
敗戦へと向かっていきます。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

映画『メンフィス・ベル』

第二次世界大戦時のアメリカ軍爆撃機B-17
「メンフィス・ベル」号の活躍を描いた映画。
中学生の時にテレビで見て、とても感動しました。
友達ともその感動を語り合い、共有した覚えがあります。

メンフィス・ベル号の搭乗員は25回目の出撃を終えれば母国アメリカに
帰ることができ、ついにその25回目の出撃の日を迎えます。
その日の目標はドイツのブレーメン。
ドイツ本国内に侵入するということで熾烈な防御放火が予想されます。
メンフィス・ベル号の搭乗員たちはいろいろな思いを交錯させ、
愛機メンフィス・ベル号に乗り込み、出撃していきます。
そしてドイツ本国上空へと侵入していきます。

もっとも印象に残っているのは、
最後の車輪を出すシーンでしょうか。
手動でハンドルをめいっぱい回して車輪を出すわけですが、
一人も欠けることなく全員で生きて帰るぞ、というあふれる思いに
心を動かされた思い出があります。

アメリカは25回出撃すれば本国に帰ることができ、
戦時国債キャンペーンなど本国での兵士の仕事をすることになるわけですが、
日本は何回出撃すれば祖国に帰れるという決まりがあるわけではなく、
疲労で力尽きて戦死していく搭乗員も多かったわけで、
日本とアメリカの彼我の差を感じたりもします。

なお、メンフィス・ベル号は実在し、
25回の出撃を終えて本国に生還しています。
搭乗員たちも機体も無事に本国に帰り、
機体は今でも保存されているそうです。

映画の詳しい情報については
こちら(アマゾンのページ)をご覧ください。

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

吉村昭『零式戦闘機』

大学生時代に本屋で見つけて購入したのが、
吉村昭『零式戦闘機』
零戦をテーマに扱ったノンフィクション小説です。

吉村昭の小説が好きで、
他にもいろいろ読んだことがあります。
吉村昭は基本的にノンフィクションで、
その綿密な史実の調査に圧倒されます。
そして今まで触れられてこなかったような側面を描き出していきます。
その新しい視点にはっとし、おもしろいと思います。

この『零式戦闘機』でもっとも印象深いのは、
工場で生産された零戦を飛行場まで移動させるのに使われたのは「牛」で、
自動車でも鉄道でもないということです。
当時の日本の道路事情は悪く、
自動車で運べば機体が損傷してしまい、
ゆっくり動く「牛車」が最適だというのです。
工場の隣が飛行場というわけではなく、距離があるのですが、
その間を牛が零戦を運ぶということで、
太平洋戦争の意外な一面に私は驚きました。

零戦を知るノンフィクション小説としておもしろいと思います。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

映画『太平洋奇跡の作戦 キスカ』

高校生くらいのときにレンタルビデオで借りた映画が
『太平洋奇跡の作戦 キスカ』
です。
モノクロの映画ですが、大変面白かった思い出があります。

映画はキスカ島撤退作戦を描いた実話のストーリーです。
1943年5月、アメリカ軍は日本軍に占領されたアリューシャン諸島の奪回作戦を実施、
まずアッツ島が占領され、日本軍守備隊は玉砕(全滅)、
キスカ島はアメリカ軍艦隊に包囲されます。
絶体絶命となったキスカ島の日本軍守備隊を救出するため、
1943年7月29日、キスカ島撤退作戦が実施されます。
作戦はアメリカ軍に発見されることなく、
守備隊全員が無傷で撤退することに成功します。

その様子を描いたのがこの映画です。
重要なのが天候で、無事に撤退するためには霧が発生していることが必要なのですが、
霧が本当に出るのか、天気予報としてそれを予想することが難しく、
その困難が映画でも描写されます。
日本軍は劣勢で、敵の艦隊も航空機も優勢な中で、
頼れるのは霧のみということで、
緊迫する場面が続きます。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

滝口岩夫『戦争体験の真実』

高校生時代に本屋で見つけ、購入したのが、
滝口岩夫著『戦争体験の真実 イラストで描いた太平洋戦争一兵士の記録』
でした。
大変おもしろく、何度も読んだ思い出があります。

滝口氏は画家で、太平洋戦争に従軍し、激戦地を戦い、
その記録をイラストと文章でつづっています。
その体験を読み、まず思ったのが、
よく生きて帰ってこれたなということで、
著者の強い精神力と運の強さを思います。
体験談は赤裸々で、
太平洋戦争の兵士たちの気持ちの真実に迫っています。

印象深いシーンはあまりにもたくさんあるのですが、
一つ紹介すると、終戦後の一場面で、
今まで階級が下だった兵隊たちをいじめていた軍曹が
戦後、帰る船の中で、もう軍隊も階級もないということで、
兵隊たちから復讐として暴行を受ける場面があります。
戦争が終わっても兵士たちの戦争は終わらず、
という感じで、皮肉な思いを痛感します。

捕虜となった米兵士メベリーとの交流など、
敵とは何なのか、味方とは何なのかということを
考えさせられます。

本の構成はページの上半分がイラスト、下半分が簡単な文章ということで、
太平洋戦争を知らない人にもわかりやすいと思います。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

自己紹介

こんにちは。やっちと申します。
自己紹介したいと思います。

私は昭和の時代も最後の頃、70年代後半に
東北の田舎の都市で生まれました。男性です。
幼いころから太平洋戦争に興味があり、
太平洋戦争に行った経験のある祖父の体験談を聞いて育ちました。
理由はわかりませんが、太平洋戦争は物心ついたときから
私をゆれうごかすテーマで、
今日まで一貫して太平洋戦争を探求し続けてきました。

子供の頃は軍事が好きな少年というか、
どこにでもいるようなありふれたファミコンが好きで
戦争を舞台としたゲームで遊んだり、
友達と戦争ごっこをして遊ぶような
そんな感じだったと思います。

大学生になり、自分の研究テーマとして
戦争と平和の問題を考えたいと思うようになり、
国際政治や歴史に興味を持っていきました。
就職してから、仕事の忙しさでなかなか研究ができないことも多かったですが、
個人的な趣味として太平洋戦争とその諸問題について独学で研究を深めてきました。

あなたはなぜ太平洋戦争を研究するのか。
あなたは太平洋戦争を通して何を伝えたいのか。
なぜ太平洋戦争なのか。
と、よく問われるのですが、
上手に答えることができないままに30代も後半にさしかかってきてしまいました。
自分個人の趣味に終わることなく、
誰かの役に立てれば、誰かにとっても興味あるおもしろい何かができればと願ってきました。
今、ささやかながらも楽しい人生を暮らすことができているのは、
大前提として日本が平和であるということだと思うので、
これからも平和であたたかな暮らしを営んでいくためにはどうすればよいのか、
過去の日本の失敗などから学んでいけたらと思っています。

趣味は花の写真の撮影。
ドライブで野山に出かけては写真を撮影しています。

テーマ : 日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

玉音放送を聴く

終戦記念日はまだまだ先ですが、
YouTubeで1945年8月15日正午に放送された昭和天皇のラジオ放送
「玉音(ぎょくおん)放送」
を聴くことができ、
実際の玉音放送を、始めから終りまで初めて全部聞いたときの話をしたいと思います。

とても印象深く感じるのは、
「五内為に裂く(ごないためにさく)」
と昭和天皇が語っているところで、
『戦場で死んだ兵士たちや職場で死んだ人たち、その遺族のことを思うと
悲しみで体が裂ける思いである。』
という旨の意味のところなのですが、
全体的に無表情で無抑揚に読まれている玉音放送について、
ここだけ声に強く感情がこもって現れていて、
昭和天皇自身が本当に「五内為に裂く」(五臓六腑が裂けてはちきれそうなくらいに悲しくつらいという意味でしょうか)
という思いだったのだろうと想像します。

戦前、昭和天皇自身の声をラジオ放送することは一度もなかったそうで、
なぜかというと、
ラジオの前で人々がどのような場面や姿勢でいるかわからないから、
礼儀を失することがないようにラジオ放送しなかったということです。

昭和天皇自身の肉声を国民はこの玉音放送で初めて聞いたことになります。
初めて聞く天皇の声が太平洋戦争敗戦を告げる言葉だったというのは
とても哀しく思います。

玉音放送はYouTubeでアップされていますが、
こちらの動画は現代語訳も付いていてわかりやすいと思います。
http://youtu.be/LSD9sOMkfOo

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

ドラマ「ザ・パシフィック」を見る

先日、ドラマ「ザ・パシフィック」を全巻(5巻組)
レンタルビデオ店で借りて見ました。
公式サイト:
http://wwws.warnerbros.co.jp/thepacific/mainsite/

ザ・パシフィックは太平洋戦争を舞台に、
アメリカ第1海兵師団の歩兵たちが主人公で、
アメリカ軍と日本軍の攻防を描く戦争ドラマです。
バンドオブブラザーズを作ったスタッフたちによって
制作されました。
全10話で構成されます。
ガダルカナル島の戦いから始まり、ペリリュー島の戦いなどを経て
沖縄の戦いまで行きます。

とても印象深いのは、
沖縄の戦いのシーンで、
民間人の乳飲み子をかかえた女性の体に爆薬をまいて歩かせ、自爆させる場面で、
その後日本軍は沖縄県民(民間人)を盾に突撃を開始し、
多数の沖縄県民が犠牲となります。

このシーンが実話かどうかということですが、
民間人の体に爆薬をまいて自爆させるといったことが
実際に行われたとは聞いたことがありません。
ウィキペディアによれば、原作にも載っていない
このドラマのみのシーンということになっています。
実話かどうかはともかく、
非常にリアリティがあり、
(どんな国であっても)戦争で実際に行われてもまったくおかしくないような
場面だったように思います。

ガダルカナル島の戦いでは、多くの日本兵が銃剣突撃を行い、
アメリカ海兵隊の機関銃の前に全滅します。
また、ペリリュー島の戦いでは、
日本軍の機関銃射撃の中をアメリカ軍が突撃を行い、
多くの犠牲者を出します。
太平洋戦争はアメリカが勝利した戦争ですし、
制作したのもアメリカということで、
最終的にはアメリカが勝っていくドラマにはなっていますが、
アメリカ軍内の同士討ちや日本兵の金歯をえぐるといった残虐行為など、
アメリカ軍の実情も余すところなく描いているように感じます。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

NHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」第1集~第6集

太平洋戦争を特集した番組でとても思い出に残っているのが、
1992年~1993年に放送された
NHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」です。
6回シリーズで放送されました。

物心ついたときから太平洋戦争に興味があった私は、
NHKで太平洋戦争に関する番組があったりすると欠かさずに見ていました。
そして中学生の頃、
この「ドキュメント太平洋戦争」が放送されました。

番組は大変おもしろく、当時、食い入るようにこの番組を見ました。
太平洋戦争に行ったことのある祖父と2人で茶の間で見ました。
私は集中してテレビ番組を見るときに体育座りになる癖があるのですが、
この番組については始まりから終わりまで終始体育座りで見ていました。

私にとって印象深いのは第4集のインパール作戦を描いた回で、
この回で初めて「佐藤幸徳中将」という人物を知ります。
明治以来の日本軍史上初めての師団長クラスの命令違反事件ということで、
そんなことがあったのかととても印象深く思いました。
インパール作戦の悲惨さ、無謀さを痛感し、
太平洋戦争自体の敗因をも感じさせる回だったと思います。

VT信管の対空砲弾の威力など、
当時の私が初めて知ることが多くて、
とても勉強になったNHKスペシャルです。

20年も前の番組なので、
今見ると古さを感じずにはいられませんが、
太平洋戦争の入門番組としても、
また太平洋戦争を改めて考える参考とする上でも、
とても良い番組だと思います。

現在、この番組はNHKのこちらのサイトで無料で見ることができます。
http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/bangumi/movie.cgi?das_id=D0001200002_00000

NHKの「戦争証言アーカイブス」というサイトですが、
こちらで6巻を無料で視聴することができます。
パソコンで見ると画面が小さく表示されるのが難点で、
スマートフォンなどで見るとちょうどよいのではないかと思います。

なお、DVDがアマゾンで販売されています。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

「戦陣訓」の示達

1941年1月8日、当時の東条英機陸相により
「戦陣訓」
が示達されました。

戦陣訓というと
「生きて虜囚の辱めを受けず」
がとても有名ですが、
実はそれは戦陣訓のほんの一部分で、
戦陣訓全文は非常に長文で、
軍隊における兵士の規律について
述べられています。

示達されたのは1941年の正月明けですから、
ちょうど太平洋戦争開戦の1年前ということになります。
当時、日中戦争は盧溝橋事件のはじまりから、
3年半が経過し泥沼となり、
兵士たちの軍律がゆるみがちになっていて、
彼らを律するために作られたといわれています。
すでに軍人勅諭があるわけですが、
それで足りず、
さらに戦陣訓が追加されました。

戦陣訓を読んで思うのは非常に長文であるということで、
当時の兵士たちはこれを全部把握して実行できたかというと
疑問符が付きます。実際、実行できてはいなかったのが現実でしょう。
原文も箇条書きではありますが、
もっと内容を絞ってせめて10か条以内にまとめることができたらと思います。
いろいろ盛りだくさんな欲張った訓令になってしまったために、
「生きて虜囚の辱めを受けず」の部分だけがクローズアップされて、
他の部分は忘れ去られてしまったのかもしれません。

戦陣訓の全文はこちらのサイトで見ることができます。
http://www.tanken.com/senjinkun.html
このサイトでは、戦陣訓の全文だけでなく、軍人勅諭の全文も確認することができます。

戦陣訓を東条英機本人が朗読したという音声も残っており、
YouTubeのこちらの動画で聞くことができます。
パート1
http://youtu.be/oXhgzUMZ0Mw
パート2
http://youtu.be/SIk9DAMgKR8

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

学童の縁故疎開促進を発表

1943年12月10日、文部省より
学童の縁故疎開促進が発表されました。
ちょうど太平洋戦争満2年の頃です。
戦争の影ははるか外地の話ではなく、
じわりじわりと本土に迫っていました。

1943年はガダルカナル島からの撤退で明けました。
そして4月に山本五十六元帥戦死、
翌5月にはアッツ島玉砕、
夏から秋にかけてはソロモン諸島でアメリカ軍の侵攻が続き、
11月にはマキン島、タラワ島が相次いで玉砕しました。

同じ1943年の9月には、
上野動物園でライオンなどの猛獣たちが薬殺されています。
ドラマなどでこのストーリーを知っている人も多いのではないでしょうか。
そして10月には学徒出陣、12月の学童縁故疎開促進とつながっていきます。

学童疎開というと空襲が激化して戦争も末期というイメージがありますが、
まだB-29が本土爆撃を開始していない1943年の時期にはもう開始されていました。
学徒出陣もまた戦争末期状態というイメージがあるように思いますが、
1943年の秋にはもう実行されています。

お父さんやお母さんと離れ離れになって暮さなければならない
子供たちのさびしさは計り知れないと思います。
太平洋戦争満2年という時点で、すでにこのような状況になっていました。
そして学童疎開は杞憂ということはまったくなく、
むしろもっと早めにどんどん進めたほうがよかったくらいに
空襲の悲劇はこれから現実のものとなります。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

「昭和天皇独白録」を読む

『昭和天皇独白録』(寺崎英成/マリコ・テラサキ・ミラー編、文春文庫)を読みました。
太平洋戦争の本を読んでいるといろいろなところで引用されていて、
前々からずっと気になっていました。
通販サイトで購入し、読みました。
200ページ程度の文庫で、一気に読むことができました。

もっとも印象深いのは
やはり太平洋戦争開戦にかかわる部分で、
もし昭和天皇が開戦にあくまで反対を貫き通せば、
クーデターが起こり、さらにひどい戦争が起こって、自らの命も危うかっただろうと
述懐している部分です。
いろいろな文献で引用されている箇所ですが、
このたび、原典を読むことができて、うれしく思いました。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

映画「フューリー」見る

今公開されている第二次世界大戦のヨーロッパ戦線の
アメリカ戦車を描いた映画
「フューリー」
を見てきました。
公式サイトはこちら↓
http://fury-movie.jp/

激しい戦闘シーンが続く映画で、
戦争アクション映画というカテゴリーにふさわしい
内容だったと思います。
主人公たちの戦車あるいは主人公たちがあまりにも強すぎて、
たとえば主人公ブラッド・ピットが狙撃兵に3回撃たれても生きていたり、
ちょっとフィクションすぎなような気はしましたが、
おもしろかったです。
機関銃の曳光弾がビームみたいで、
なんだかスターウォーズを思い出しました。

ドイツの武装SSがドイツ国民をスパイ等で
処刑していった様子などは、
当時のドイツの状況や悲惨さを
表現しているように思いました。

テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

戦艦大和竣工

1941年12月16日、呉の造船所で、戦艦「大和」が竣工しました。
太平洋戦争が始まってまもなく、戦艦大和は完成しました。
世界最大級の戦艦とは言われながらも、
戦う機会なく、1944年10月のレイテ湾沖海戦まで一度も戦うことはありませんでした。
レイテ沖海戦では護衛空母を沈めるなどの戦果はありましたが、
やはりそこから戦機が訪れることはなく、
1945年の沖縄の戦いで水上特攻として沈みます。

同型艦の武蔵は完成してから敵艦に対して主砲を一発も撃つことなく、
レイテ沖海戦で沈んでいます。
巨額の費用をかけて大和と武蔵の超大型戦艦二隻を建造したわけですが、
有効に活用されたとはまったく言い難い歴史となってしまいました。

日露戦争の日本海海戦の勝利以来、
日本海軍は「艦隊決戦」に主眼を置いていました。
敵味方双方の主力がまさに日本海海戦のように激突し、
そこで猛訓練を重ねた自軍が勝利を得るという図式です。
太平洋戦争でも、日本海軍はひたすらにその艦隊決戦が起こるのを待っていました。
しかしついに艦隊決戦の機会は訪れることなく、自ら作り出すこともできず、
巨艦二隻は太平洋に沈むことになります。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

南京占領

1937年12月13日、日本軍は南京を占領しました。
南京大虐殺といわれる事件が起こったときです。

1937年7月7日に起こった盧溝橋事件を機に、
日本と中国は戦争に突入します。(日中戦争)
北京郊外の盧溝橋で起こった小競り合いは、
翌月の8月13日には上海に飛び火、
上海でも日中が武力衝突し、全面戦争に発展していきます。
当時の中国の首都は南京にあり、
南京を占領して最終的な勝利をしようと思った軍部は、
上海から軍隊を南京に向けて進軍させます。
そして12月13日、南京を占領します。

中国(当時は中華民国)の蒋介石は、南京から中国奥地の重慶に移し、
戦争を継続します。
日本軍は重慶を空から爆撃し、攻撃を継続しますが、
中国はアメリカやイギリスからの援助を受け、負けずに戦争を続けます。
首都である南京を占領すれば中国側は屈服するという見通しは甘かったわけです。

1937年12月の南京占領後、4年かけても中国を負かすことはできず、
そのままに1941年12月、太平洋戦争の開戦を迎えることとなります。
中国と対決したまま、中国だけでなく、米英蘭と大国に挑むことになります。

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開戦日翌日

太平洋戦争開戦日から一日経ちました。
73年前の今日の新聞はどこも真珠湾攻撃の大戦果を伝えていたのでしょう。
もうもうと黒煙をあげるアメリカ太平洋艦隊の戦艦群を一面で大きく掲載していたでしょうし、
またラジオのニュースでも、大本営発表などを高らかと伝えていたと思われます。
またアメリカの新聞では、真珠湾攻撃の被害を大きく報じていたと想像します。

昨日は太平洋戦争開戦に絡んで何かテレビで特番を組んだりするかなと思ったりしたのですが、
テレビでは何も放送されなかったですね。
昔なら太平洋戦争開戦についても、終戦記念日ほどでなくても、話題として触れることがあったように思いますが、
これもまた時代の流れなのでしょうか。
私は12月8日が来るといつも「ああ、今日は開戦日だ」と意識します。
12月8日と8月15日は一年の大きな節目です。

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太平洋戦争開戦

今日は、太平洋戦争の開戦日です。
73年前の今日、太平洋戦争が開始されました。

日本海軍は空母6隻を率いてアメリカハワイの真珠湾を攻撃、
同時に台湾の海軍航空隊はフィリピンのクラークフィールド空軍基地など各地の飛行場を攻撃、
さらに日本陸軍はマレー半島への上陸作戦を開始します。
東南アジアと真珠湾と二正面において巨大な作戦が遂行されました。
一日でよくそれだけの大作戦を実行したなと思います。
ものすごく手広く作戦を展開している時点で、
無理をしているというか、
何か敗戦の予感を感じさせるような気もします。

開戦当初は日本の準備がとてもよく整っていたので、
作戦は成功し、戦線は拡大することができましたが、
翌年6月のミッドウェイ海戦の敗戦以来、
日本はずるずると消耗戦に引き込まれていきます。
1942年の12月、ちょうど太平洋戦争満一年というとき、
日本はガダルカナル島で手痛い敗北を喫していて、
飢餓で「餓島」と言われ、
完全撤退を決断する手前の時期でした。
たった一年でもうそんな状況になっていたのが太平洋戦争の現実でした。

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真珠湾攻撃とハワイ

今年も開戦日が近づいてきました。
12月8日といえば太平洋戦争開戦日、そして真珠湾攻撃の日です。

子供のころ、真珠湾がハワイにあると知って驚いたことがありました。
真珠湾攻撃の軍港というイメージとハワイの常夏のリゾート地というイメージが
合致しなかったのです。

今でこそハワイなんて特別注目を浴びることもないかもしれませんが、
昭和の時代、テレビで景品の一等というとハワイ旅行が看板となっていた時代もありました。
海外旅行がまだ珍しかった時代、ハワイは憧れのリゾート地としてイメージされていました。
そんなところに奇襲されるような一大軍港があるとは思えなかったのです。

真珠湾はそんなハワイのオアフ島にあります。
オアフ島には巨大な湾があり、それが真珠湾で、その湾を活かして軍港が作られています。
ハワイに住んでいた人々は、突然日本軍機が現れて驚き恐れたことでしょう。
私たちもまたたとえば北朝鮮からの飛翔体が日本上空を横切ったりして、
驚き、ミサイル攻撃を恐れたわけですが、
実際に攻撃されたのですから、とても恐れただろうと思います。

12月8日、太平洋戦争は始まりました。
3年8か月の長い戦いが始まったのです。

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興亜奉公日の始まり

1939年9月1日、ドイツはポーランドに侵攻し、
第二次世界大戦がスタートする。
さて、このとき、日本はどういう状況にあったのだろうか。

同日、日本では初めての「興亜奉公日」というのが行われていた。
ネオンの消灯や飲食店の休業などが行われ、
以後毎月1日に実施することとなっていた。
要は中国で戦っている兵隊さんの苦労を思い、月1回は辛抱した生活をしようというような趣旨で、
この日は食事を一汁一菜とし、子供たちの弁当は日の丸弁当(ごはんと梅干だけの弁当)とされた。

なんだか戦争も激化した終戦間際と思われるような光景だが、
それが日本の実態だった。
アメリカと戦争を開始する前の日中戦争の段階で、
日本は膨大な国力を消耗していて、国民に忍耐を強いる生活をはじめさせていた。
太平洋戦争が始まる2年以上も前からである。

翌1940年4月には、米・みそ・マッチなど10品目に切符制が導入される。
太平洋戦争が始まる1年半以上も前には統制経済は始まっていた。
すでに敗戦への道はスタートしていたように思われる。

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片手間のアメリカに負けた日本

太平洋戦争で皮肉に思うのは、
片手間のアメリカに日本が負けたということ。

真珠湾攻撃により「リメンバー・パールハーバー」という標語で始まったアメリカの戦争だが、
その後のイギリスとの会談で、まずヨーロッパ戦線の戦いを第一とすると決められた。
アメリカは太平洋方面とヨーロッパ方面との二正面作戦となり、
さらに太平洋(対日本)の戦いよりもヨーロッパ(対ドイツやイタリア)との戦いを優先させたのである。
そのようなアメリカに負けたというのは、とても皮肉に思うのである。

日本もまた中国と泥沼の戦いをしており、
ソ連という北方からの脅威にも対抗するべく、
中国大陸および満州に大きな兵力を裂かれており、
中国と太平洋という二正面作戦であったことは確かだったが、
それでも日本は全力でアメリカと戦っていた。
けれども、アメリカはヨーロッパを主として、太平洋を従としていた。
従としながらも、数多くの作戦をアメリカは繰り出してきた。

1942年11月、ガダルカナル島で日本軍とアメリカ軍が戦いを繰り広げている裏で、
アメリカ・イギリスの連合軍は北アフリカに本格的な上陸作戦を行っていた。
1944年6月、アメリカ・イギリス連合軍はノルマンディー上陸作戦を実行するが、
同時にアメリカはサイパン島上陸作戦も実行する。
サイパンは1か月ほどで陥落し、
東条英機内閣は総辞職する。

アメリカと日本の国力の違いを改めて思い知らされる。

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今なぜ太平洋戦争なのか

今なぜ太平洋戦争なのか?
もう終戦してから70年が経とうとしていますが、
そんな70年も前の古い歴史をなぜ今理解する必要があるのか。
その個人的な意見を記したいと思います。

花といえば桜、山といえば比叡山を指すなんて高校の古文の授業で習った記憶がありますが、
日本で単に「戦争」といえば太平洋戦争を指します。
一般的にはそうではないでしょうか。
戦争と一言言っただけで、何を指すかといえば太平洋戦争。
日本人にとって、とてつもなくおおきなことだったことが感じられます。

太平洋戦争は第二次世界大戦の一部だったわけですが、
第二次世界大戦は現代世界の大きな枠組みを作った戦争でもあります。
国際連合が生まれたのもこの時ですし、
世界の五大国、米・英・仏・中・ロという枠組みが生まれたのもこの戦争です。
日本にとっても、現代日本の基礎的な枠組みを作ることになりました。
日本国憲法が生まれたのもこのときですし、
現代日本社会につながる大きな出発点になりました。

そして、
北方領土、従軍慰安婦、沖縄米軍問題など、
今のニュースを騒がせているいろいろな問題の発端をたどると
太平洋戦争に行き着くものが多くあります。
太平洋戦争を研究することは、現代の日本と私たちの生活が見えてくることに
つながることだと考えています。

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太平洋戦争のわかりやすい本

太平洋戦争に興味を持って、
はていったい何から読んだらいいんだろうと思ったときにおすすめなのは、

『図説 太平洋戦争』
池田清 編
太平洋戦争研究会 著
河出書房新社

という本です。
私が高校生のときに買った本で、
太平洋戦争全体の歴史が写真や地図をつかって
とてもわかりやすくまとまっています。
なんどもなんども読んだ本で、
今でも何か太平洋戦争でど忘れしたことがあったときは、
まずこれを読んでいます。

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太平洋戦争研究ブログスタートします

こんにちは。管理人のやっちです。

子供のころから太平洋戦争に興味があり、
ずっと研究を続けてきました。
あくまで趣味の個人的な研究ですが、
本を読んだり、映画を観るだけなどのインプットだけでなく、
アウトプットにも挑戦したいと思い、
このブログを作りました。

1941年12月1日。
73年前の今日。
太平洋戦争開戦を決断する御前会議が開かれました。
日本として太平洋戦争を始めるという決断が下された日です。
今日の私が住む街は雨が降って寒いです。
全国的に寒くなっていますが、こういう寒い時期に
戦争が決断されたのかとおもうと感慨深いです。

面白く有益な情報を発信できたらと思います。
よろしくお願いします。

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