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ノモンハン事件の教訓

今日は「日本軍事史」(吉川弘文館)から、
ノモンハン事件の部分を読んでいました。
満州国とモンゴルとの国境において日本とソ連が戦ったこの戦いで、
日本はソ連の機甲部隊に敗北を喫し、
陸軍は自軍の後進性を痛感したはずなのですが、
その後進性は改められることなく、
太平洋戦争に突入していきました。

太平洋戦争に至るまで、日本は中国と戦争していたわけですが、
日中戦争の中で日本は兵器を近代化する余裕がなく、
ノモンハン戦争の教訓から戦車部隊の現代化を図りたくても
図れなかったという事情もありました。
アメリカとの対立が決定的になったときに、
日本陸軍は中国からの撤兵という条件を受け入れることはできませんでした。
長い日中戦争で膨大な人間と資源を消耗して、
獲得したものを手放し、いまさら最初に戻るということはできなかったのです。

ノモンハン事件で優勢な形で勝利をしたソ連は、東の守りを固めたうえで、
ドイツのポーランド侵攻にあわせて、ドイツとの密約通り、
ポーランド東部に侵攻しました。
政戦略という点では、ソ連の手腕はしたたかだったと思います。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

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