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学童の縁故疎開促進を発表

1943年12月10日、文部省より
学童の縁故疎開促進が発表されました。
ちょうど太平洋戦争満2年の頃です。
戦争の影ははるか外地の話ではなく、
じわりじわりと本土に迫っていました。

1943年はガダルカナル島からの撤退で明けました。
そして4月に山本五十六元帥戦死、
翌5月にはアッツ島玉砕、
夏から秋にかけてはソロモン諸島でアメリカ軍の侵攻が続き、
11月にはマキン島、タラワ島が相次いで玉砕しました。

同じ1943年の9月には、
上野動物園でライオンなどの猛獣たちが薬殺されています。
ドラマなどでこのストーリーを知っている人も多いのではないでしょうか。
そして10月には学徒出陣、12月の学童縁故疎開促進とつながっていきます。

学童疎開というと空襲が激化して戦争も末期というイメージがありますが、
まだB-29が本土爆撃を開始していない1943年の時期にはもう開始されていました。
学徒出陣もまた戦争末期状態というイメージがあるように思いますが、
1943年の秋にはもう実行されています。

お父さんやお母さんと離れ離れになって暮さなければならない
子供たちのさびしさは計り知れないと思います。
太平洋戦争満2年という時点で、すでにこのような状況になっていました。
そして学童疎開は杞憂ということはまったくなく、
むしろもっと早めにどんどん進めたほうがよかったくらいに
空襲の悲劇はこれから現実のものとなります。

テーマ : 太平洋戦争
ジャンル : 学問・文化・芸術

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