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自衛隊の邦人救出

このたびのイスラム国邦人人質事件を受けて、
自衛隊の邦人救出に安倍首相が意欲を示しているということが報道されました。
日本人の救出に日本が自衛隊等の自らの組織を使って努力して
別に不思議はないのでは?という見方もあるかもしれませんが、
日本人の救出に自衛隊が行くと言われると、
どうしても戦前の日本の軍隊も
日本人の保護を目的に中国に駐留したということを
思い出さずにはいられません。

例えば満州事変を起こした関東軍は、
南満州鉄道などの日本の財産や日本人の生命を守るために
駐留を認められた兵力だったわけですが、
その兵力は次第に大きくなり、
暴走をはじめ、日本を戦争へと走らせていくことになります。
北京や上海などに日本人保護を目的として日本軍が配置されていましたが、
日中戦争の中でこれらの日本軍は重要な役割を果たします。

とは言っても、
実際に紛争が起きてしまって、民間の航空機が日本人を迎えに行くとして、
民間の航空機では断られてしまう可能性が高く、
自衛隊の輸送機等で運ぶという考え方は否定はできないかもしれません。
しかし、どうしても自衛隊は他国からは軍隊と見られますから、
自衛隊を派遣したときに「侵略してきた」と思われることもまた
回避するのは難しいのかもしれません。
さらに、日本人を保護するために一定期間滞在するという話にもつながり、
現地の人々の「侵略されている」という被害感は増幅しかねません。

そういう流れが嫌だからの平和憲法でもあると思うのですが、
邦人救出に関する自衛隊の派遣は慎重に考え、
実行するにしても最小限にとどめる必要があるだろうと思います。

今日の新聞報道では、
中東の日本大使館の防衛駐在官(自衛官)の増員を検討するということが報じられました。
今後の日本のために情報収集を密にするために防衛駐在官を増やすことも
やむをえないかもしれませんが、
軍事的な進出を強めてきたと思われないように十分に配慮しながら
進める必要があると思います。

テーマ : 日記
ジャンル : 学問・文化・芸術

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